リサイクル素材を活用した自社製品
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の駆除装置
タニー・トラップの開発

私たちは、プラスチックの一貫生産だけでなく、地元の農業法人にも所属し、担い手のいない圃場を利用し日々米づくりを行っています。その中で、いかに環境負荷の少ない方法でお米の害虫からの被害を抑えるかに取り組んでおります。

タニー・トラップは、再生プラスチックを利用したオリジナル製品で、従来の薬剤ではできなかった、在来種のタニシの保護をはじめ生態系の保全を目的とし開発しました。

タニシには、在来種である丸田螺、ヒメ田螺、マメ田螺以外に、近年では外来種である特にジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は田植え直後の幼稲を食害し、稲・レンコン・カラー・い草などに与える被害は甚大です。
環境適応能力に優れ、繁殖力が旺盛で、個体数は年々増大傾向にあり、農薬が効かない耐性を有する固体も増えています。

当社では、ジャンボタニシの生態を分析し、増やさない工夫、産卵した卵を変えさせない方法を地元の大学と研究し、樹脂の機能性を活用した「ジャンボタニシの誘引剤及びそれを用いた捕獲装置」、「ジャンボタニシの卵捕獲機」を開発。2022年4月に実用新案として登録され、販売しています。